いち&ママちゃんのどきとき会話日記 #70-バイバイ、7歳!こんにちは、8歳!

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ぼっちゃんが生まれて8年、
親になって8年(お腹にいた時から通算すると9年?)が経ちました。

あっという間。

50センチ弱
3キロ弱
で、
無から登場した生き物が、
130センチ近く
25キロ近くまで育ったこと、
その時の流れと変化を思えば
自分の顔にシミやシワが増えたり
あちこちがたるんたるんになったり
完全に新陳代謝が衰えたり
わたしにだってだいぶな変化が訪れて然るべし。

とほほ
だけど。

子の成長は眩しく、楽しみではあるけれど、
それを見つめるわたしはどんどんと老いていくわけで、
せめて置いてけぼりにされないようにしなくては、
と思うのでありました。

子を見ながら
さまざまな局面において、
老害にならないように
ということを意識するこの頃です。

亀の甲より年の劫と言われたい。

さて
ぼっちゃんのやることなすことがしれっと想像できないことで面白くて、
時に本人の前では「え?」ってなりすぎて質問攻めにしてしまうのだけど、
彼が寝静まった後とかに思い出して笑ってしまうことがよくある。

先日、学校の授業で
「にがおえ」
なるものを提出した様子なのだけれど、
そこに描かれていたのが…
どう見ても架空のキャラクターで。

丸くて、黄色くて、炎のようなものがほとばしっていて、
顔や耳やいろいろな部分にたくさん宝石のようなデザインが施されていて、
歯はギザギザで、
目は笑っている。

似顔絵って…
先生はもっとリアルなやつを期待していたんじゃないの?
とか
フツーに思ってしまうわたしはフツー。

いろいろと細部について聴きながら、
頭に「角」と、頭上に「輪っか」があることについて質問したところ、
「んー、鬼と天使の間だから。」

…なんか… っぽい!

にがおえ、なんていう表面的なものを超えて
子どもの、成長途上にある自分を、
まさに捉えたような。

子どもの発想や
大人からの子どもに対する質問・リクエスト、そういったことに対する反応を、
予めイメージしたり想定したりせずに向き合うことが
大事だなって、思った出来事でした。

老害にならないためには
きっとどこのどんな人との出会いやコミュニケーションにおいても
必要なスタンスなのかもしれないな。

ぼっちゃんよ、教えてくれてありがとう。

小さな先生たちに感謝をして
次の1年もまた、元気に過ごすことが、できますように。

子どもたちの生が、態度が、
暗い時代・時節を、明るく灯してくれているから。

【12分】

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