いち&ママちゃんのどきとき会話日記 #60-「サンタが街にやってくる」by3歳ボーイ♪

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Happy holidays!!

この季節が好き。

自分を甘やかしていい気持ちになる。

以前、誘惑の多いすてきなパン屋さんの近所(っていうか隣)に住んでいたときには、
この時期だけ、
バターがたっぷりのクロワッサンを食べてもいい。
とかいう謎のルールをつくっていて、
ウキウキの気分の甘い空気の中で、
クロワッサンを買い込んで、せっせと食べていたりしたな。

あれやこれを、「クリスマスプレゼント」とか「お年玉」とかいって
自分のため、誰かのために、買ってしまったりとか。

今日は歯医者さんに行ったんだけど、
んがーって口を開けている間も、
BGMがクリスマスメドレーで、
歯にしみるものもしみないような(いや、しみるものはしみる)。

そう、
まったくそうでもなさそうなところにも、どこに行ってもクリスマスの音楽がかかっていて、
街中のお店にも、近所の家々にも、ツリーやリースが飾られていて
スーパーの店員さんがトナカイのツノをつけているのも、
なんかいい。

わたしが暮らす古い町では、もうお正月飾りを出しているお家も多く、
その、日本ならではのごちゃごちゃ感も、いい。

日中に、数人の大人たちが
テイクアウトしたお弁当やら缶ビールや缶チューハイやらが入った買い物袋を下げてわいわい歩いている姿を見るのも、
これから職場でクリスマスパーティーかな?忘年会かな?なんて思うと
なんか楽しげでいいな。

会社勤めをしていたときは
この時期に、みんながどんどんとお休みに入って、オフィスから人が減っていく感じもまた、
好きだった。
(わたしは年始に休みたい派!だったので、12月末のギリギリまでオフィスにいて、最後の1人になった年もあったなぁ。)

いつもかしこまって挨拶しないのに
今年もありがとうございました!って言い合う感じとか。

お互い、これから休みに入るんだ、という余裕が、
優しさに変わるというか。

一度、何かから解放されて、何かに生まれ変わるような、
リセットに対する期待が、心を穏やかにするというか。

お休み、大事だよね。
リセットも。

この季節が好きなのは、
社会の緊張や速度が、ある程度一様に緩む感じがあるからなのかな。

世界中の人たちが
そこに向かって
ブレーキをかけていって

一瞬の静寂が訪れる。

真っ白な雪の野原のような、静寂。

そんなイメージ。

今年はなぜだか特に、
ジョン・レノン&オノ・ヨーコの「Happy Xmas (War is Over)」
の歌詞が耳に残る、胸に響く。

長いコロナとの生活による閉塞感や
不安な世界情勢や
気候変動への絶望や
政治や教育やシステムや
ただ流されないことにだけ必死な自分。
そういった憂鬱な気持ちが呼応するのかもしれない。

Let’s hope it’ a good one without any fear.

John Lennon & Yoko Ono “Happy Xmas (War is Over)”

さぁ今から、
明日に向けて、明後日に向けて、
憂鬱を吹き飛ばす
甘いケーキと!
甘いプレゼントを、仕込むのだ!

BGMは、3歳児が調子良く歌う「サンタが街にやってくる」で。

【2分】

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