ぼっちゃんは「雪」が好きだそうです。
みなさんはどんな天気が好きですか？
わたしは…改めて考えてみると、いろんな天気が好きだなぁ。
小さい頃を北国で過ごしたので、
雪がしんしんと降るときに家の中にいるのは、ひとつの幸せな思い出だし。
本や雑誌を読んだり、ただひたすらに思索をしたりというのも好きなので、
雨のときに家にいるのは、結構贅沢な時間だし。
…外出の予定があるかないかでまた好きな天気っていうのも変わるなぁ。
出かけるなら絶対に！晴れている方が、いいもんなぁ！
保育園や学童の送り迎えが、雪や雨だと…
もう本当に大変なわけで。
ぎりぎりの天候を自転車で保育園送り途中にやはり大雨→ずぶ濡れのまま出勤→近くのコンビニでメイク道具など一式買い揃えてとりあえず会社着いたらお手洗い直行…（会議のために出勤したのに会議飛んだ…）
みたいな悲劇とか
超悪天候の日にどうしても残業で延長保育の末迎えに行くも豪雨降り止まずタクシーで帰ろうにもつかまらず疲労困憊のまま母子で1時間保育園の前に立ち尽くす…（この時点で21時）
みたいな悲劇とか
「悪天候×子どもの世話」という絶好の組み合わせは、
苦労ネタの宝庫で。
そういった「実際的な」問題が掛け合わされると、
雪や雨のもつ柔らかさやロマンチックが 一気に吹き飛ぶ。。。
暮らしに潤いがなくなるのは果たして
暮らしというものはそういう実際的な問題に溢れているからで
なんとも切ない。
一方、子どもの視点はどうかというと
わたしの雪の日の記憶、思い出がそうであるように、
親の苦労（気苦労含む）はさておき、
例えば親と一緒に長く過ごせる時間と捉えているとか
単純に音や色や匂いやそういったものが好きであるとか
純粋な楽しみや喜びを見出していて
なんだかハッとさせられるというか反省するというか。
つまり、忙しすぎるんだなと。
大人の時間が忙しすぎる。
大切なものがどっちか。
正しくは、
大切にしたいものはどっちか。
雪なら雪らしく
雨なら雨らしく
晴れなら晴れらしく…
そういうことをやみくもに見失いたくないなぁと
今になって思うわけで。
いろいろ悩んだ末に今のライフスタイルにいったん落ち着いている身としては、
雨の日に
「あぁ、雨で大変」
と思うだけでなく、
長靴を履ける、子どもはきっと楽しいだろうなとか
傘をさせる、子どもはきっと喜ぶだろうなとか
そうして、そんな風にはしゃぐ子どもと、
朝の時間を使おうと覚悟を決めて
いつもは猛スピードの電動自転車で行きすぎる登園の道を
少し時間をかけてゆっくり歩くことを楽しめる…ようにもなってきたわけで、
それは確かにひとつ、
気に入っている自身の変化でもあったりするのだ。
そんな悠長なことを言っていられないスケジュールの日も、
もちろんあるんだけど。
きーっとなって、
ぎーっとなってしまう日も。
人の気持ちも、降ったり晴れたり。
いろんな天気があるから、面白いのかな？
…ということで。。。
【4分】