今日は一日中、雨で、
ほとんど桜が散っている、中で、
あじさいの葉が青々と濡れているのをバスの車窓から眺め、
もうすっかり、梅雨の様相?
梅雨にはまだまだ早いが、
きっと気づいたら、来てるんだと思う。
今日は、ぼうやとお留守番の日曜日で、
雨なのはわかっていたけれど、彼はどうしたってバスケがしたい!と昨日から楽しみにしていたので、
普段なら自転車でぴゅっといける距離の体育館へ、バスに乗って、たらたらと出かけたわけだった。
体育館は、いつもなら結構空いているのに、
今日は人だかり。
みんな雨ゆえに、体育館に集まってきたのだろう。
ゴールも、いろんな子どもたち、家族たちと交代で使う感じで、
あっちこっちから飛んでくる、バレーボールやドッジボールにひやひやしながら、
それでも、だんだんと強まる雨音をバックグラウンドに、
緩やかに身体を動かすのは悪い時間ではない。
本当はやりたいこと、済ませてしまいたい細々とした家のことがあれこれあったのだけれど、
「掃除をしたり、整理をしたりすることに時間を取られず、子どもともっと遊べばよかった」
というようなSNS投稿を最近見かけたことが何となく引っかかっていて、
今日はぼうやとふたりきりだから、
わたしの方から提案をしたり時間を区切ったりすることなく、彼の思うように過ごしてみようと心に決めていた。
バスの本数が少ないので、「これを逃したらあと1時間続くんだな・・・」と気になったりもしたけれど、
ぼうやはその時間には切り上げたくないということで、さらに1時間たっぷりと遊んだ。
家に帰ってからも、一緒におやつを食べたり、絵を描いたり。
寝るまで、
「ママ、きょうはたのしかったね」「また、あそぼうね」
と何度も何度も言ってくれたので、
よっぽど、満足したみたいだ。
いつも、ここまで彼本位で過ごしたことが、あんまりなかったかもしれない。
結局、わたしの用事は片付かなかったのだけど(明日は早いので、今晩はもう寝たいわけで)、
今日はそれで、よかった気がする。すごくすごく、よかった気がする。