11月ですが!
記録によると、7月のある日の録音です。
まだ、暑いねぇ、なんて言っていて、懐かしい。
5歳のぼうやは、すっかりひらがなが読めるようになり、
7月の音読はまだたどたどしいところがあるものの、
11月に入った今や、カタカナも読めるようになっているのだから、
人のポテンシャルってすごい。
時の重みってすごい。
家庭教育はなんにもしていないので・・・
(余裕ゼロ)
きっと幼稚園(幼保一体型、の保育利用)の時間、お友だちとのやりとり、
そんな時間を通じて、あいうえおを学んでいるのでしょう。
みなさん、ありがとう、ありがとう・・・・・・
小西英子さんの『おべんとう』(福音館書店)は、
お兄ちゃんの時代からうちにあり、
弟にもしっかり引き継がれ、
ページがしなしなになるくらいに読み込まれている絵本です。
シンプルなお弁当が、
それはそれはもう艶やかに、香りたつように描かれていて、
いますぐ、お弁当を持って出かけたくなるような!
誰がつくるんだ?
っていうのがありますが・・・
わたしも誰かがつくってくれたお弁当をもって出かけたいな!と思いますが・・・
母がつくったおにぎりを思い出すなぁ。
幼稚園時代のおべんとうばこの柄も、覚えているなぁ。
長い人生の、母にお弁当を作ってもらっていた、ひととき。
時は流れ、
子どもに「ママのおべんとうおいしかったよ」なんて言われるのも、
これまた期間限定の営みなのでしょう。
まして、基本給食ですから!
母がお弁当をつくっていた回数や
わたしが母のお弁当を食べていた回数とは、非にならない、
互いにとって、とってもレアな思い出・・・になるのかもしれません。
今を生きるって、やつかな?
いきいきした『おべんとう』を聴きながら、
お弁当にまつわる物語を、あれこれと想像してみる。