いち&ママちゃんのどきとき会話日記 #68-息子(たち)と低血圧な母の朝

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低血圧なんです、子どもの頃から。

思春期の頃は、本当に起きられなくて、起床前に薬を服用していたほどでありました。

いよいよ起きる、という時間に合わせて、
母親に飲ませてもらったりして…
あの頃は、毎度毎度、本当にありがとう、お母さん…。

お医者さまからは、心身の成長が落ち着く頃には、安定していきますよ、と言われていた通り、
成人する頃くらいには、著しく低い、という状態からは徐々に脱却し、
低血圧のいろいろな症状や
それに伴う自分の身体的・精神的な特徴とも付き合い方がわかったり、
自分なりのペースを作ったりして、乗り越えてきましたが、
多分にわたしの「アンニュイさ」がどこから来ているかといえば
(ちなみにこれは、主に学生時代をともにした方々からのわたしの評価としてよくいただくワードであります…)
きっと低血圧に違いない。

テンションが低い、とかいわれがちなのも、
長年培われてきた「低血圧を資本主義社会に適応させサバイブするためのライフスタイル術」が身に染みているからに違いない。

低血圧じゃなかったら
きっとこういうキャラじゃなかったのではないか
もしや「日向の道(On the Sunny Side of the Street)」を歩いていたかもしれません(朝ドラに乗っかってみる)。

まぁでも、それはもはやわたしではないわけで。

すっかり来世なわけで。

うん、諦めよう。

そんなわたしも、
子どもたちのおかげで母になりました。

子どもが生まれたその日から
自分の血圧(体調)のことなどはもう一ミリも考慮の余地なく、
「わたし朝が苦手なの〜」
なんてアピールするも虚しく(赤ちゃんは知ったことではない)、
あれやこれやをこなす日々が始まるわけで、
普段は「寝起きハイテンション」でなんとかかんとかがんばって生きています。
(寝起きから1時間で小学生の息子の忘れ物届けに猛ダッシュしたりとか…本当にもう、「Before Parenting(BP)」時代のわたしからは想像もできない!)

でも、お休みの日は…
どうしたって寝坊させていただきたい日もあるわけで…

我が家では、
わたしが起きて来ない=起き上がれないんだな、
とオフィシャルに認定されており
そんなときはいつも
夫が子どもたちに朝ごはんを食べさせるなどし、一定時間をしのいでくれます。

が、
幼い子どもというのは、大概早起きなものです。

そして、遊び相手(大人)が欲しい。
遊び相手は、いつだって不足している。

ということで、
はい!タイムオーバー!!

今回のラジオは、
お布団から出られずにぐずぐずしているわたしを、
次男が起こしにきた(そして長男が合流した)、
そんな朝の一コマ。

きっと彼らの幼心に
「母親=朝寝坊の人」
というイメージが刻み込まれていることでしょう。

よくいえば、
わたしは
「日本における母親の多様性」を体現しているわけです。

なんて、偉そうなことをいうつもりはありませんが…

子どもたちがもっと成長して、
それぞれの活動に忙しくなってくると
お休みの日も、寝起きハイテンションが必須かな?

大変そうだな…と想像する一方、
むしろ、荒療治になっていて、
子どもたちのおかげで母親になっている…だけでなく、
動物的に健康的な時間帯で生活できている…可能性もあるのかも?

そう思うと
子どもとの暮らしは、
やはりすべてがギフトのような気も、してきます。

低血圧なりのポジティブ思考!

ああ今日も
夜更かし気味なわけで

明日の朝はきっと
すこぶる眠たいわけで

でも、がんばって、起きよう。

朝の光のように
つやつやの肌とぼさぼさの髪で
「おはよう」
を返してくれる
わたしの「希望の塊」に会うために。

【5分】

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