いち&ママちゃんのどきとき会話日記 #63-しつもんブック100 No.7「じぶんをやさいにたとえると?」

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自分を野菜にたとえることなんて…

40年以上生きてきて、一度も考えたことのないことでした。

この手の思考実験は、
自分の頭が空っぽになる、または、より正確に言うと、
「毎日いろいろなことで頭はパンパンなはずなのに、案外空っぽだね」
というリアリティに気づく、という意味でも、
面白いものですね。

いろいろなことで頭はパンパン…
それは、
スケジュールのことだったり、お金のことだったり、
カロリーのことだったり、腰回りのお肉のことであったり、
小じわやしみのこと、
子どもの宿題のこと、
片付けていない部屋のこと、畳んでいない洗濯物のこと…

思考

というより

悩み だったり
悩みのやりくり だったり

それでまぁ

わたしは案外、というか
ここ数年はそのこと自体が悩みだったりもするのだけれど、
空虚です。

ということで!

自分を野菜にたとえてみる…

思い浮かばないから好きな野菜を思い浮かべてみる…

…「かぶ!」

そう、この時、思考(といってそんな大袈裟なものでもなかろう)の拠り所にしたのは、「好きな野菜」。

息子もまた、好きな野菜に自分を重ねていました(ちなみに、「トマト」。話を聞くと、どうやらミニトマトらしい)。

わたしたちは何かしら
好きなもの、好きなひと、好きな場所、好きな風景、好きな・・・・・・
に自分を投影していきたいのだなぁ。

そういうシンプルなことを感じたトーク。

好きだから、その世界観に近づきたいと思う。
至極、シンプルなことですね。

好きがあるから、日々を豊かに感じる。

そう思えば、
バラエティが少なくても
ずっと代わり映えがなくても
人と違っていても
あるいは人と同じでオリジナリティがないなぁというものばかりだとしても
「好き」
を絶やさずにいることが
自分をかたちづくっていて、日々をかたちづくっていて、
なんとか明日に歩みを進める力になっているのだとしたら。

好きを仕事にするとかそんな大それたことでなくても
自分のちいさな好きの気持ちを大切にまとめていくだけでも
well-beingな気がします。

自分のアルバムやSNSやそういったものを、好きで満たして。
決して、偽りを残さず。

偽りを残さずってところが、ポイントなのだろうな。

SNSを使うと、きっとそこに一つ、難しさが出てしまうのだろうな。

だからこそ、
好きを好きというときには、
それを本当な大切な儀式のように厳かに言ってみるとよいのかも。

なんかもう2度と言えないかもくらいの厳かさで。

ということで、
今更ながらInstagramでも始めてみようかなぁと思う、1月半ば。

厳かな気持ちで。



「かぶ」から発展した、ひょんな思いつき。


【6分】

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