珍しく、2歳&7歳一緒のカオスなラジオ。
2人そろっての会話(性格には、わたしを媒介しての会話)を客観的に聞くと、
年齢の違いによる話題の密度がまったく違うのはもちろんなのだけれど、
雰囲気というかキャラクターというかが全然違うなぁ、と、
年齢の違いだけでないものがすでに伝わって来る。
ピュアなのかシニカルなのか(ピュアでシニカルなのか)な、兄と、
ひょうきんで押しの強い、弟。
生まれたての時にはわからなかったそれぞれの個性。
でも、思い返してみれば…
と、
泣きかたや愚図りかたや、
甘えかたや
好きなものやこと
今につながる要素が、
ただただ寝転がっているだけの赤ちゃんの頃から
脈々とつながっているような。
いやでもやっぱり、
まったく想像できなかったような。
どうして、こういうふうになってきたのかな?
最初から、こういうふうだったのかな?
個性ってなんだろうな。
これから年齢を経て
それぞれに変わっていくこともあるんだろうな。
「大人」の勝手な視点では、
扱いやすいとか扱いにくいとか
育てやすいとか育てにくいとか
いろんなことがあるよなと
子どもの様子を見ていても思うし
自分にも思い当たる節があるし
どんな個性、なるものを持っていても
誰かとともに生きていく
支えったり
助けあったり
愛しあったり
コラボレーションしたり
一人や二人とでもいいし
すごく大勢とでもいいし
人と人との間で暮らして働いて生きていく。
そのことはきっと大きくは変わらない。
そのために
注意すること
しつけること
教えること
伝えること
それがどこまで必要なのか?
どこまで何を直したり
どこまで何を調整したり
しなくては(してあげなくては)ならないのかがが難しいなと、
思うこの頃。
「ハッピーハロウィン!」
と言って
かわいい黒猫になってみたり(今年の2歳児)
かぼちゃの帽子をさらりと被ってみたり(今年の7歳児)
キャンディやチョコレートや
うまい棒の袋詰めに感激しているくらいのかわいさを
ただ撒き散らしているだけでOKで、
ただ可愛がっているだけでOKの、
そんな子であってほしいとか
そんな親子関係でありたいとか思うこともあるのだけれど
子どもも変わっていくんだし
環境も変わっていくんだし
大人になっていくんだし
わたしもそうやって変わってきたんだし
行事をひとつひとつやっていくと
変化もひとつひとつ感じて
思い出をひとつひとつ重ねて
家族がそれぞれにどんどん違った風になっていくのを
記録していく。
愛おしい気持ちと
不安がたくさんある。
何がよいともわるいとも
正しいも間違っているもなく
そうやって時は流れていくのだと
そうやって命は繰り返してきたのだと
自分に言い聞かせている。
【7分】