Wednesday, 9th November 2022

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家族で香川県旅行をしたのだった。
香川県、といっても広し。島も多し。

今回は、2泊3日の弾丸(になるのかな)で、
小豆島と豊島に。

瀬戸内国際芸術祭の開催期間ということで、
アートを楽しみながら(「心臓音のアーカイブ」も参加した!)、
そうめんをいただいたり、
新物オリーブ爆買い(いやいや)したり、
昔ながらの木桶でお醤油づくりをおこなっている「ヤマロク醤油」さんを訪ねたり(子どもたちも大興奮、匂いの思い出がずっと続く)。

レンタカーもなし、
レンタサイクルもなし(子どもたちが乗れるレンタサイクルはない)、
で、本数少ない公共交通機関を駆使しての子連れ移動は、
なかなかにハード。

おまけに短い期間に島から島へと移動をしたので、
飛行機・バス・船
を乗り継ぎ、なんだかほとんど移動の記憶、というか、早起きと移動の旅だったな。

中でも「船」は、
わたしのこれまでの人生で、そんなに身近にあるものではないし、
子どもたちにとっても日常ではない。

完全なる非日常を
たっぷりと海上移動して歩いて
船を仕事にしている人を眺めたり
制服姿の若者を眺めたり
漂ってくるごま油の香りとか
時々海面に跳ねて出る魚とか海鳥とか
夕日とか

そういう風景に
アナザーワールドというのか、何か、
自分が送り得なかった人生を考えてみたり。

こういう海辺で
こういう島で暮らすって、
どんな感じなのかなと。

人それぞれに故郷があって
人それぞれに刷り込まれた視点があって
という当たり前のことを
旅は教えてくれるんだな。

瀬戸内国際芸術祭の開催は、3年に1回。
いつまた巡り合って、いつまた訪れるかな。

その時は、誰と一緒に行くんだろう。

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