アラフォーが実践する「カンタン美容法」

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コロナでステイホームの時間がふえ、
または、
在宅勤務やオンライン会議の時間がふえ、
自分の顔(肌)に「向き合う」機会がふえ…
ホームケア関連グッズやサプリなどへの意識の高まりや、マスク生活を利用した美容整形も流行っている、
という記事やらを、メディアでよく見かけます。

例に漏れず、わたしも、自分の「顔」をなんとなしにみつめる時間が増えました。

それで、40代。

わがお肌にも、完全なる変化が訪れてきています。

しみ・しわ・そばかす…
たるみ・くすみ…

それらはたぶん、前からそこにいたのでしょうが、
緊急事態宣言下の春に40歳の誕生日を迎えたわたしにとって、
それはロックダウンと同時に突然やってきた問題のように感じられました。


気持ち、滅入る。


皮膚科に相談にいってみたり、
基礎化粧品やら化粧品やらを変えてみたり、
好奇心も手伝って、
やってみたことないこと、使ってみたことないものを、試してみたりもしたのですが…
(低予算で)「アンチ」し続けても、成果を得るのは無理っぽい気がしています。
かといって、抜本的に(高予算で)やり切るリソースも勇気も(今のところ)ありません。


それで、最近、立ち止まっています。


そもそも、わたしの求めている成果とはなんだろう?


成果=しみ・しわ・そばかす・たるみ・くすみといったものが、消える。30代前半みたいなお肌になる。
なのか。


それもなんだか、違うような。


そうして、安易に「うつくしく年齢を重ねる」を掲げてみようとしたときの、違和感。


「うつくしい年齢の重ね方」、とは?
「年相応のうつくしさ」、とは?


大体にして、40年も生きてくると、
年齢ひとつで、何かを測ったり括ったりすることは難しいわけです。


思えば、わたし、
「より、いいもの」「上」「ゼロよりプラス」を目指しているときの目標設定しか、
したことがなかったんだな。

状態が「目に見えて」ポジティブ、進行・進化であることが多くて、
自分へも、他人に対しても、説明も言い訳も必要のない、目標。

一方で、下降線にあるものは…
その状態を「どう受け入れていくのか」「納得していくのか」という、
心の持ちように大きく依るところがありそうだな。

心の持ちようだから、極めて私的で。

客観的でなく、誰に理解を得るというようなものでなく、完全に自己評価。
考えようによっては、自己満足というか。

だからこそ、とてもむずかしいのだな、
揺らぐも揺らがないも自分次第で。
どこか、や、誰か、に評価軸を求めることができない。

わたしは、誰かに何かをいわれたり 誰かと何かをくらべたりして揺らぐのか。
誰か、は、誰かなのか、自分の心の声なのか、自分の過去なのか。


ここしばらく、そんなことを考えています。


それで、ここから、
「うつくしく年齢を重ねるとはナニ問題」や「年相応のうつくしさってナニ問題」に立ち止まっているわたしの、
「カンタン美容法」について。


この問題の対処法は、ずばり、
「問題に、正面から向き合わない。」


・・・一般的には「問題」に対して、そう言い切るものではないですが、
これは極めて私的な問題なので、
問題の位置づけすらも、自分がよいのなら、よいのではないかと。


それで、具体的な施策としては、じっくり顔を見る機会の2大シーンである、

  1. 朝の洗顔〜お化粧時と、
  2. 夜の入浴時に、

「直接的な照明を点けない」。

朝、少し薄暗い洗面台ではありますが、照明を点けない。
夜、脱衣所の電気は点けておくけれど、お風呂場の中の照明は点けない。

ただそれだけで、
アラフォー現時点での気になる毛穴も小じわもシミも、なかった(ような)ことに!


あら、マジック!


そもそも、薄暗いくらいの方が、わたしには心地よかったりもします。
入浴時に浴室がぼんやりとしているのはリラックス効果もあったり・・・


思えば、日本の家、日本の照明は、明るすぎるのです!
常日頃から、そう思ってた!!
すべてを照らしすぎる。必要以上に。

とはいえ、
間接照明を置いたり、キャンドルを灯したりするような素敵さにはいまいち欠ける居住空間なので、
とりあえず、照明、オフ!

(オットに見つかったときには、一体何事?!と怯えられますが…)


世の中、解像度が高いほうがいいことと、そうでないことが、あると思うのですよね。


問題をクリアにしすぎない、悩みすぎない、というのも、
揺れ動く時代を生きる人(わたし)にとっては、
ときに大事な乗り切り方のように感じることが増えてきました。


こと美容に関しては、
コツコツ、楽しさのある「アンチ」は続けつつ、
基本的には、すこし問題をぼやかしながら、
もう少し、様子をうかがっていくつもりです。


「うつくしく年齢を重ねるとはナニ問題」
「年相応のうつくしさってナニ問題」


これって、なかなか取り組みがいのある問題。


ほんのりと気づいているのは、
そこにあるのは、自分や、あるいは他の誰かが見つけた、説明可能なアンサーというよりは、
「今、このリアル」であるような、
経験の塊であるような、
それを体現している自分の面構えであるような…

そのとき、しわやしみや…そういったものが、
どんなポジティブ・ネガティブな役割を果たすのか?


興味が湧いてきますね。


というわけで、アラフォー美容法の(ひとつの)リアルここにありの、記録。

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